谷の定義
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 06:58 UTC 版)
谷は広義には周囲より標高が低くなっている地形であり、細長く溝状に伸びた低所の総称をいう。地図においては、尾根とは逆に等高線が凹状になって表れる。ただし、広義の谷は谷底が一方向に向かって低くなっている必要はない。 谷で一番多いのは河川侵食谷であり、谷は狭義には河川の浸食によりできた河谷(かこく)のことをいう。谷を流れる川のことを渓流といい、そのような谷は渓や谿とも表記され、渓谷(けいこく)ともいう。 イギリスではデイル (dale) と呼ばれ、その数が多いヨークシャーデイルズ国立公園(英語版)がある。 日本で谷というと幅の狭いものを考えがちであるが、グレート・リフト・バレーやカリフォルニア州のセントラル・バレーでは、谷の幅が100kmにも達する。
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