西光院_(石岡市)とは? わかりやすく解説

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西光院 (石岡市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/17 15:22 UTC 版)

西光院
懸造りで建てられた西光院本堂
遠く霞ケ浦鹿島灘を望む日もある
所在地 茨城県石岡市吉生2734
位置 北緯36度14分41.1秒 東経140度09分05.4秒 / 北緯36.244750度 東経140.151500度 / 36.244750; 140.151500座標: 北緯36度14分41.1秒 東経140度09分05.4秒 / 北緯36.244750度 東経140.151500度 / 36.244750; 140.151500
山号 峰寺山
宗派 天台宗
本尊 馬頭観音
創建年 伝・大同2年(807年
開基 伝・徳一
別称 関東の清水寺
札所等 常陸七福神(毘沙門天)
文化財 本堂(県文化財)
梵鐘(市文化財)
法人番号 5050005003798
西光院
西光院 (茨城県)
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西光院(さいこういん)は、茨城県石岡市吉生(よしう)の峰寺山中腹にある天台宗寺院。本尊は馬頭観音

歴史

伝承によれば、平安時代初期の大同2年(807年)に、京都徳一大師が開山したとされている。

当初は法相宗だったが、鎌倉時代には真言宗となり、その後、天台宗となった。

文化財

  • 本堂 - 急斜面の岩に多くの柱を立てる、「懸造」(かけづくり)または「舞台造り」と呼ばれる様式で建てられている。現在の建物は、安永6年(1777年)の火災後の寛政3年(1791年)に再建されたもの。京都の清水寺本堂に似ることから、「関東の清水寺」とも呼ばれている。茨城県の有形文化財に指定されている。本尊は自然石の馬頭観音。
  • 立木観音菩薩像 - 像高5mを超える一木造の巨像。直立して立つ体部にはほとんど抑揚がなく、立木をそのまま刻んだように見える。足下には台座の代わりに自然木の根を用いている。もとは山麓の吉生村の立木山長谷寺に安置されていた。「立木観音」の名で茨城県指定文化財に指定されているが、正しくは「十一面観音像」と称すべきものである。
  • 梵鐘 - 石岡市指定文化財

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