西光院 (埼玉県宮代町)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 西光院 (埼玉県宮代町)の意味・解説 

西光院 (埼玉県宮代町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 03:19 UTC 版)

西光院
所在地 埼玉県南埼玉郡宮代町東410
位置 北緯36度00分08.0秒 東経139度43分55.0秒 / 北緯36.002222度 東経139.731944度 / 36.002222; 139.731944座標: 北緯36度00分08.0秒 東経139度43分55.0秒 / 北緯36.002222度 東経139.731944度 / 36.002222; 139.731944
山号 龍沢山
院号 西光院
宗派 真言宗智山派
創建年 奈良時代
開山 行基
法人番号 1030005007689
西光院
西光院 (埼玉県)
テンプレートを表示

西光院(さいこういん)は、埼玉県南埼玉郡宮代町にある真言宗智山派寺院

歴史

奈良時代行基によって開山された。当初は法相宗の寺院であったが、後に天台宗になり、現在は真言宗智山派の寺院となっている。道を挟んで隣の五社神社の旧別当寺であった[1]

中世岩槻城城主太田氏祈願所となっている。江戸時代徳川家康が当寺住職日誉に帰依していたこともあって、寺領50が与えられている。地元の新義真言宗の中心寺院として27もの末寺も擁していた[1][2]

明治初期には、現在の宮代町立百間小学校の前身である「進修小学校」が当院に置かれていた。1953年昭和28年)の火災で堂宇や文書類が焼けてしまったが、現在は復興している[1][2]

文化財

国指定重要文化財

  • 木造阿弥陀如来及両脇侍像[3][4]

宮代町指定有形文化財

  • 西光院中世文書(5点)[3]
  • 西光院朱印状(12通)付御朱印箱(1点)[3]
  • 絹本着色徳川家康画像[3]
  • 粟田口焼葵紋茶碗[3]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年、96-98p
  2. ^ a b 【ふ】ふくよかな 阿弥陀三尊 西光院宮代町
  3. ^ a b c d e 指定文化財一覧宮代町
  4. ^ 木造阿弥陀如来及両脇侍像国指定文化財等データベース

参考文献

  • 稲葉博 著『関東古社名刹の旅(千葉・埼玉・神奈川編)』読売新聞社、1986年



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  西光院 (埼玉県宮代町)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「西光院 (埼玉県宮代町)」の関連用語

西光院 (埼玉県宮代町)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



西光院 (埼玉県宮代町)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの西光院 (埼玉県宮代町) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS