西光院 (茨城県大洗町)とは? わかりやすく解説

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西光院 (茨城県大洗町)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/26 08:18 UTC 版)

西光院
所在地 茨城県東茨城郡大洗町大貫町清水802ー1
山号 大内山
院号 西光院
宗派 高野山真言宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 応永年間(1394年 - 1428年
開山 宥祖
文化財 絹本著色金剛界大日如来画像、木造阿弥陀如来立像、お葉付イチョウ(以上、茨城県指定文化財)
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西光院(さいこういん)は、茨城県東茨城郡大洗町にある高野山真言宗寺院

歴史

応永年間(1394年 - 1428年)、宥祖によって開山された[1]

当院には、「お葉付イチョウ」と呼ばれるイチョウの木で知られている。樹齢約400年が経過しており、葉の縁に胞子嚢が付く珍しい木として、茨城県の天然記念物に指定されている[1]

他にも大日如来画像や阿弥陀如来立像などの寺宝を有している[2]

文化財

御葉付銀杏(茨城県指定天然記念物)
  • 絹本著色金剛界大日如来画像(茨城県指定文化財 昭和44年3月20日指定)[3]
  • 木造阿弥陀如来立像(茨城県指定文化財 昭和44年3月20日指定)[4]
  • お葉付イチョウ(茨城県指定文化財天然記念物 昭和37年2月26日指定)[5]
    西光院が管理する幹径1.5メートル、樹高25メートルのイチョウ。1398年(応永五年)開山した宥祖は、地方教化衆僧修行の地として安穏発展を祈念するとともに、海難者の霊をこのイチョウの樹に招き、慰霊と冥福を祈ったと伝えられる[6]

交通アクセス

脚注

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  1. ^ a b 西光院(さいこういん)お葉付イチョウ(おはつきいちょう)大洗観光協会「よかっぺ大洗」
  2. ^ 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年、22p
  3. ^ 絹本著色金剛界大日如来画像茨城県
  4. ^ 木造阿弥陀如来立像茨城県
  5. ^ お葉付イチョウ茨城県
  6. ^ 天然記念物御葉付銀杏(案内板)、大洗町教育委員会、昭和57年2月、西光院の境内。

参考文献

  • 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年



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