表紙まわり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 08:18 UTC 版)
表紙まわり(ひょうしまわり)とは、本、特に雑誌の表紙4面のことをいう。「表まわり」ともいう。 定義表紙を「表1」、表紙の裏側にある面を「表2」、裏表紙を「表4」、裏表紙の裏側を「表3」と呼び、これらをまとめて表紙まわり、または「表まわり」と呼ぶ。出版用語、印刷用語であると同時に広告用語でもある。 印刷、出版の観点からの表紙まわり背表紙「表1」、「表2」、「表3」、「表4」に加えて、背表紙も含めて表紙まわりとする。背表紙は、リング綴じ製本や中綴じ製本では、生じない。 表紙まわりの印刷原稿作成・データ入稿表紙まわりの印刷原稿・データは一般的に4面をセットで入稿する。その際も、「表1」(表紙)と「表4」(裏表紙)、「表2」と「表3」のそれぞれに背表紙分の背幅を加えて原稿・データを作成する。 広告の観点からの表紙まわり雑誌の場合、表紙まわりは、本文に掲載する広告よりも目立つことから広告効果が期待され、料金設定が高めに設定してあるのが一般的である。 なかでも、裏表紙の「表4」は、外側に露出していることから、最も注目度が高く広告料金も高くなっているのが一般的である。
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