行場から助けられるまで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/24 00:00 UTC 版)
東の行場、特に滝の沢大滝はとても常人では行き着くのが大変な場所だったと言われる。水垢離をするには山上から藤蔓を頼りに谷へと下る方法しかなかった。一人の修行僧が葛藤の蔓につかまり、滝の沢大滝へ下る途中、そこに隣町の小泉のきこりが通りかかり、周囲に人が居ないのを確認して修行僧が頼りにしていた葛藤蔓を面白半分に持っていた鉈で切ってしまった。なす術がない修行僧は滝壺に叩きつけられ満身創痍にはなったが、大雨の後だった為に滝壺で気絶し、そのまま下流の樋の口に流れついた。そこで樋の口の樵が傷だらけの修行僧を発見する。
※この「行場から助けられるまで」の解説は、「坊ァ墓」の解説の一部です。
「行場から助けられるまで」を含む「坊ァ墓」の記事については、「坊ァ墓」の概要を参照ください。
- 行場から助けられるまでのページへのリンク