葉脈について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/10/05 23:16 UTC 版)
この種の葉脈はちょっと特殊な形となっている。羽片の葉脈は、まずは羽状になっている。つまり主脈に対して多数の側脈が斜めに伸びる。この並行して走る側脈の間をつなぐように双方から更に細かい葉脈が出る。これを連結脈という。それらの合点からは更に外向きの脈が出る。これによって葉脈に区切られた区画はほぼ平行四辺形の規則正しい形となる。胞子嚢群が生じるのはこの連結脈に沿ってである。 これをコウモリシダ形葉脈という。後述のようにこの種を含むものを独立属とする考えがあったが、その根拠の1つがこの構造となっている。 高く伸びた葉の様子 胞子嚢群をつけた葉の裏面 同・拡大
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