草の黄

デジタル大辞泉

くさ‐の‐おう〔‐ワウ〕【草の黄／草の王】

読み方：くさのおう

ケシ科の越年草。道端や山野に生え、高さ約50センチ。茎や葉を切ると黄色の汁が出る。葉は羽状に深く切れ込み、裏面は白みを帯びる。初夏、黄色い4弁の花を数個つける。地上部を乾燥したものを白屈菜といい、胃病に用いられる。《季 夏》

撮影・岡田博

植物図鑑

くさのおう (草の黄)

●わが国の各地をはじめ東アジアの温帯地域に広く分布しています。野原や林縁に生え、高さは４０～８０センチになります。５月から７月ごろ、鮮やかな黄色の花を咲かせます。名前は、植物体を傷つけると黄色い乳汁がでることから。また皮膚病の「くさ（湿疹）」を治す薬効があるために、「瘡の王」との説もあります。
●ケシ科クサノオウ属の一年草で、学名は Chelidonium majus var.asiaticum。英名はありません。

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植物名辞典

草の黄

読み方：クサノオウ（ｋｕｓａｎｏｏｕ）

ケシ科の越年草、薬用植物

学名 Chelidonium majus

季語・季題辞典

草の黄

読み方：クサノオウ（ｋｕｓａｎｏｏｕ）

タムシグサの別称

季節 夏

分類 植物

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「草の黄」の例文・使い方・用例・文例

• 草の黄という植物