茅野美ど里
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/10 08:43 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動茅野 美ど里(ちの みどり、1954年 - )は、日本の翻訳家。
東京都生まれ。小・中学時代の3年間をアメリカ・イリノイ州ですごす。上智大学外国語学部英語学科卒。卒論で倉橋由美子『婚約』を英訳し、倉橋の知遇を得る。翻訳デビューは34歳の時で、以後ルーシー・モード・モンゴメリ、アガサ・クリスティなどを偕成社などから翻訳、2007年にはダフネ・デュ=モーリアの名作『レベッカ』を新潮文庫で新訳した。
翻訳
- パパのさいごの贈りもの ジーン=リトル 偕成社 1988.6
 - 秘密の花園 イライザ・ホジスン・バーネット 1989 (偕成社文庫)
 - おばけおばけおばけだらけ 光って見える アネット=チゾン,タラス=テイラー 偕成社 1991
 - アンの青春 モンゴメリ 1991.4 (偕成社文庫)
 - ナイチンゲール /パム・ブラウン 偕成社 1991.5 (伝記世界を変えた人々)
 - こわくない! アネット・チゾン,タラス・テイラー 偕成社 1991
 - アンの愛情 モンゴメリ 1992.8 (偕成社文庫)
 - アイディアファクトリー MITからの贈りもの ペッパー・ホワイト 三田出版会 1992.11
 - 大空の殺人 アガサ・クリスティ 1993.7 (偕成社文庫)
 - エイブラハム・リンカン 「奴隷解放宣言」を発して奴隷制度を廃止し、民主主義の指針を示したアメリカの大統領 アンナ・スプロウル 偕成社 1994.3 (伝記世界を変えた人々)
 - オリエント急行殺人事件 アガサ・クリスティ 1995.2 (偕成社文庫)
 - 「ヒト」の再発見 独創する科学者11人が語る トマス・A.バス 三田出版会 1995.7
 - ラヴジョイの庭 ルーマ・ゴッデン 偕成社 1995.11
 - 国連難民高等弁務官事務所 ジーン・トリア 偕成社 1996.1 (世界を救う国際組織)
 - エジプト墳墓の謎 アガサ・クリスティ 1997.7 (偕成社文庫)
 - プリマス行き急行列車 アガサ・クリスティ 1997.9 (偕成社文庫)
 - 潜水艦の設計図 アガサ・クリスティ 1997.10 (偕成社文庫)
 - 死のハーブ /アガサ・クリスティ 偕成社 1997.11 (アガサ・クリスティ推理コレクション 4)
 - 検察側の証人 アガサ・クリスティ 偕成社 1997.12 (アガサ・クリスティ推理コレクション 5)
 - だれかがよんでいる イヴォンヌ・マッグローリー 偕成社 1998.9 (偕成社ミステリークラブ)
 - アクロイド殺人事件 アガサ・クリスティ 1998.9 (偕成社文庫)
 - シャーロット・ドイルの告白 アヴィ 偕成社 1999.5 のちあすなろ書房
 - なぜエヴァンズにいわない? アガサ・クリスティ 2004.2 (偕成社文庫)
 - 牧師館の殺人 ミス・マープル最初の事件 アガサ・クリスティ 2005.4 (偕成社文庫)
 - レベッカ /ダフネ・デュ・モーリア 新潮社 2007.5 のち文庫 2008
 - ぼくだけの山の家 ジーン・クレイグヘッド・ジョージ 偕成社 2009.3
 - 風の少年ムーン /ワット・キー 偕成社 2010.11
 
参考
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