花野木新作(はなのぎ しんさく)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/04 16:00 UTC 版)
「男たちの好日」の記事における「花野木新作(はなのぎ しんさく)」の解説
玲睦より2歳年下の幼なじみ。詩人。荒事は苦手。父は料亭狂いの遊び人、母は若い男と駆け落ち。事業に邁進する玲睦や玉岡とは対照的に、この世は衆生遊楽する所と自由気ままに人生を楽しむ男。15歳にして年上の海女と性的関係を持つ。詩の勉強のためパリに渡るが、滞在費が尽きて玲睦に金を借りに帰国。オーデコロンをたしなむ。原作ではその才能でしばしば玲睦を助け、玲睦の死後は彼の人生そのものが詩だと評して伝記を書くという語り部的な立場でもあり、重要人物である。漫画においても連載開始時の絵に壮年となった玲睦・玉岡・花野木の3人が並んだ写真が描かれていることから、花野木も玉岡と同様に活躍するかと思われたものの、なぜかバイオレンスになったストーリー展開と連載の打ち切りにより彼の出番は少ないまま終わった。
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