色・種とは? わかりやすく解説

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色種

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/29 12:24 UTC 版)

色種(しきしゅ、スージョン)は、青茶(烏龍茶)の銘柄の1つ[1][2]。生産量は全烏龍茶の半分弱を占める[2]

概要

中華人民共和国福建省安渓県漳州市において、鉄観音以外の本山(ほんざん)中国語版、梅占(めいせん)、福雲などの品種をブレンドした銘柄である[1][2]

製法が鉄観音と似ているため、茶葉の形状も鉄観音に似ている[2]。ブレンド茶であるため、同じ「色種」でも質の差は大きい[1]

歴史

1950年代に安渓県で製造される青茶の茶葉のうち、鉄観音種、烏龍種以外の50あまりの品種の総称として「色種」という呼称が使われるようになった[1]

今日では上述のようにこれらの茶葉をブレンドした銘柄としても「色種」が用いられる[1]

福建省南部の茶葉でブレンドされるため、福建省南部を指す「閩南」を付けて、閩南色種(びんなんしきしゅ)とも呼ばれる[1]

出典

  1. ^ a b c d e f 今間智子、北京東方国芸国際茶文化交流中心『中国茶の教科書: 体にいい効能と茶葉の種類、飲み方、すべてがわかる』誠文堂新光社、2012年、66頁。ISBN 978-4416812839 
  2. ^ a b c d 鉄観音・黄金桂・水仙・色種”. お茶百科. 伊藤園. 2023年11月29日閲覧。

「色種」の例文・使い方・用例・文例

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