舞台「タンジー」について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 21:33 UTC 版)
「村上弘明」の記事における「舞台「タンジー」について」の解説
1983年にプロレスを題材にした舞台「タンジー」に主演した。この舞台はレスリングで表現することから、本番の半年前から目黒にある女子プロレスのジムに通い、体力作りからその後飛び蹴りやボディスラムなどの技をマスターするぐらいのしっかりした訓練を受けた。 稽古をして動きが良くなってくると自然とセリフの言い回しも肌に染み付いて緊張しなくなり、本番では客が沸いて本人も練習時よりテンションが上がった。この舞台は事務所に言われるがままオーディションに参加したものだったが、村上は後年「自分の表現で客の気持ちが動くのを目の当たりにできて本当に嬉しかった。この舞台で初めて演技が楽しいと思えるようになり、僕の役者人生の大きな転機だった」と語っている。ちなみに村上が聞いた話によると、松竹のプロデューサーがたまたまこの舞台の観劇に来ていたらしいことから、その後必殺仕事人Vへの出演が決まったとのこと。
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