舎衛の三億とは? わかりやすく解説

舎衛の三億

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/06 04:01 UTC 版)

舎衛城」の記事における「舎衛の三億」の解説

仏の説いた法が、遇い難く聞き難きことを表して、舎衛の三億という。なお古代のインドでは10万単位1億数えた。したがって3億とは30のことである。 これは『大智度論』や『摩訶止観』を出典とする用語である。『大智度論第9巻には「仏世に遇い難し優曇波羅の時々一度有る如し説く如く舎衛中に9億の家あり。3億の家は眼に仏を見え、3億の家は仏ありと耳で聞くも眼では見えず、3億の家は聞かず見ず云々」とある。 つまり舎衛城には9億の家があったが、これを3億ずつ、釈迦仏見た家、見たことはないが仏がいると聴いたことがある家、見聞きしたことのない家に3等分される。

※この「舎衛の三億」の解説は、「舎衛城」の解説の一部です。
「舎衛の三億」を含む「舎衛城」の記事については、「舎衛城」の概要を参照ください。

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