自己相反性と反自己相反性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 08:03 UTC 版)
「相反多項式」の記事における「自己相反性と反自己相反性」の解説
自己相反多項式は、それを昇冪あるいは降冪の順に表すときその係数が回文となるから、p は回文多項式と呼ばれる(回文多項式の根を記述する方程式は相反方程式(対称方程式)と言う)。すなわち、次数 n の多項式 P ( x ) = ∑ i = 0 n a i x i {\displaystyle P(x)=\sum _{i=0}^{n}a_{i}x^{i}} が回文的であるとは、ai = an−i (∀i = 0, 1, …, n) を満たすときに言う。 同様に n-次多項式 P が反回文的 (antipalindromic) あるいは反自己相反であるとは、ai = −an−i (∀i = 0, 1, …, n) を満たすときに言う。これはP(x) = –P*(x) とも書ける。
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