自動車税制グリーン化
クルマに課せられる税額を環境負荷の小さいクルマには軽減し、環境負荷の大きいクルマには重くして環境改善を促進しようとする制度をいう。国が毎年税制改正を行う検討段階で、グリーン化税制の採用が提案されてきたが、2000年度までの数年間は、低公害車などへの自動車取得税軽減などの優遇措置のみが適用されてきた。グリーン化税制として採用されたのは、2001年度から。自動車税について、低公害車や低排出ガス車などには50~13%軽減するかわりに、新規登録後13年を経過したクルマなどには10%の増税が課せられた。当面2年程度の期限付きだったが、03年度から自動車税の軽減期間を1年に短縮して継続、新たに低PM車、燃料電池車も対象になった。
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