自動車が通過可能な世界一標高の高い峠か?
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 15:31 UTC 版)
「カルドゥン・ラ」の記事における「自動車が通過可能な世界一標高の高い峠か?」の解説
カルドゥン・ラは自動車が通過可能な世界一標高の高い峠であると広く、かつ誤って信じられている。これよりもさらに標高の高い峠としては、ラサの西にあるスゲ・ラ(Suge La, 5430m)と、中央チベットRakaとCoqenの間にあるセモ・ラ(Semo La, 5565m)がある。これらの標高は GPS や SRTM による測定結果に基づいており、セモ・ラについてはスペイン・カタルーニャの調査隊によっても測定され、カタルーニャ地図学研究所によっても支持されている。カルドゥン・ラの北東、チャン・チェンモ(Changchenmo)にあるマーシミク・ラ(Marsimik La)の高度は 5582mあり、車両が通過したことがあるが、この峠が乗用車が通過可能という意味で車が通過可能な峠であるかどうかについては異論がある。その他にもチベットにはさらに標高の高い自動車が通過可能な峠が存在する可能性があるが、情報が少なく立入が制限されているため、検証ができない状況が続いている。
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