腰部に負担のかかる動作による脊椎・腰椎・神経などの障害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 01:42 UTC 版)
「腰痛」の記事における「腰部に負担のかかる動作による脊椎・腰椎・神経などの障害」の解説
1976年3月、整形外科医ナッケムソンは、腰痛の原因を腰部に負担のかかる動作と解明した。 1999年、Wilkeらは、更に細かく約30通りの動作について数値を計測、ナッケムソンの研究を補足する形で追認した。 姿勢第3/第4腰椎の間の負荷(ナッケムソンによる)第4/第5腰椎の間の負荷(Wilkeらによる)備考寝ているあお向け 25 20 20分程横になると軽減する毎日8時間横になると軽減する 横向き 75 25 立つ直立 100(基準値) 100(基準値) 腰から前屈 150 220 この姿勢での長時間の作業は避けるべき 座る背もたれにリラックスして座る 50 安楽椅子・リクライニング椅子で軽減する 直立 140 90 腰から前屈 180 160 立って20kgの物を持つ直立し、ひざを伸ばす 220(*1) この姿勢での長時間の作業は避けるべき 腰から前屈し、ひざを曲げる 340 腰から前屈し、ひざを伸ばす 375(*2) 460(*3) (腰部にかかる負荷の例)立って20kgの物を持つ 265kg(*2) 172(*1) - 316kg(*3) 体重・装備など重量計40kgの場合 360kg(*2) 236(*1) - 428kg(*3) 体重・装備など重量計60kgの場合 455kg(*2) 300(*1) - 540kg(*3) 体重・装備など重量計80kgの場合
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