粘土としてのテラコッタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/02 23:47 UTC 版)
「テラコッタ」の記事における「粘土としてのテラコッタ」の解説
テラコッタは焼成温度によって出来上がりの色彩が変化する。800度程度で焼成されたものがよく見られる。 レンガや屋根板と同様、彫刻や陶器に使われてきた長い歴史がある。古代においては、彫刻をこしらえたあと、天日干しにしていた。その後、火おけの灰の中に入れて焼き固めるようになった。最終的には今日見られるのと同様に窯に入れて焼くようになった。 紀元前210年から209年にかけて建設された始皇帝の兵馬俑にもテラコッタが使われている。
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