箱詰めパズル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/12/21 06:34 UTC 版)
箱詰めパズル(はこづめパズル)は、立体パズルの一種。直方体や円柱形などの容器に立体的なピースを上手につめて容器の中にすべて入れるようなものを指す。容器が存在しなくても、完成形が直方体や角錐などの容易に想像できる形の物はこの範疇に含める。
主なパズル
ポリキューブ
ポリオミノのように、複数の立方体を面同士でつなぎ合わせて作った形を総称してポリキューブと呼ぶ。これらのうちから特定の条件を持つ物を選び出して、それらを与えられた直方体(立方体)に詰めるパズルがある。
主なものに
などがある。
ペンタキューブ(5個の立方体をつなげた物)は29片あるが、このうち 3×3×3 に入らない4片を除いた25片で立方体を作ることができる。
ホフマンパズル
辺の長さがそれぞれ違うが近い数字となっている27個の直方体を、その辺の長さの合計に等しい立方体に詰めるパズル。
フードパッキング
芦ヶ原伸之の監修により東洋ガラスから発売されていた一連の作品。食べ物を模したピースをグラスの中にすべて詰めるのが目的である。
最初に発売されたのは梅干を詰める『うめーく詰めて』であり、その後氷(の形のピース)とウィスキー(の色のピース)を入れる物や、輪切りのパイナップルを詰めるものなど様々なコンセプトの商品が考案された。
2010年現在、一部の作品がビバリーから発売されている。
箱詰めパズル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/11 22:32 UTC 版)
ポリオミノを長方形などの箱に詰めるパズルが多数考案されている。特にペントミノを6x10などの長方形に敷き詰めるパズルが有名である。また、敷き詰める以外の条件を設定したパズルも多い。 ドミノの角が十字に集まらないように敷き詰めるパズルは畳の敷き方として親しまれてきた。 これ以外にも例えば以下のような条件が与えられる事がある。 単位正方形を長方形や平行四辺形などに変形し、回転に制限を与える。 ピースを市松模様に色分けし、全体で市松模様になるように敷き詰める。 箱の形を固定せず、合同形を複数作る、対称形にするなど条件を満たす形に並べる。 同形のポリオミノで長方形を作る。
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