管理インターフェイス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/08/08 04:55 UTC 版)
「ループバック」の記事における「管理インターフェイス」の解説
一部のコンピュータネットワーク機器では、管理目的で使用される仮想インターフェイスに「ループバック」という用語が使用されている。通常のループバックインターフェイスとは異なり、このタイプのループバックデバイスは、自身と通信するためには使用されない。 このようなインターフェイスには、ネットワーク経由で管理装置からアクセスできるアドレスが割り当てられるが、デバイス上の物理インターフェイスのいずれにも割り当てられない。このようなループバックデバイスは、機器から発生する警報などの管理データグラムにも使用される。この仮想インターフェイスが特別なのは、それを使用するアプリケーションが、トラフィックが通過する物理インターフェイス上のアドレスではなく、仮想インターフェイスに割り当てられたアドレスを使用してトラフィックを送受信することである。 この種のループバックインターフェイスは、実際の物理インターフェイスとは異なり、物理ポートに障害が発生してもダウンしないという性質を持つため、ルーティングプロトコルの操作でよく使用される。
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