管牙類(可動管牙類)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/05/16 16:53 UTC 版)
可動管牙類は前牙類と同様に上顎の前方に牙を持つが、牙は長く、口を閉じているときは後方に倒れている。口を大きく開くと、方骨、翼状骨が前に引き寄せられ、これに連動する外翼状骨が働いて上顎骨を動かし、管牙が上顎に直角に立つ。溝状の毒牙とは違い、毒液は一瞬で注入される。クサリヘビ科のヘビと、コブラ科のデスアダー類、モールバイパー科のヘビがこれにあたる。
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