筒井敏行
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/10 00:09 UTC 版)
筒井 敏行 つつい としゆき | |
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生年月日 | 1942年7月12日(81歳) |
出身校 | 香川大学商業短期大学部 |
所属政党 |
(自由民主党→) 無所属 |
称号 | 旭日中綬章 |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2010年10月23日 - 2018年10月22日 |
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選挙区 |
木田郡第1選挙区→ 木田郡選挙区 |
当選回数 | 5回 |
在任期間 | 1991年4月30日 - 2010年 |
当選回数 | 不明 |
在任期間 | 1983年4月30日 - |
筒井 敏行(つつい としゆき、1942年7月12日[1] - )は、日本の政治家。香川県木田郡三木町出身。
香川県議会議員、三木町議会議員、三木町長(2期)などを歴任した。
来歴
香川大学商業短期大学部卒業。1983年(昭和58年)4月の三木町議会議員選挙に初当選した。1987年(昭和62年)、自由民主党に入党[2]。
1991年(平成3年)、香川県議会議員に初当選。2006年(平成18年)から2007年(平成19年)まで県議会議長を務めた[3]。
2010年(平成22年)10月10日に行われた三木町長選挙に出馬。石原收町長の妹婿で香川県庁職員の泉浩二ら2候補を破り、初当選した[4][5][6]。10月23日、町長就任[7]。
2014年(平成26年)、無投票で再選[8]。
2015年(平成27年)1月1日付で元参議院議員の植松恵美子を副町長に任命した[9]。
同年3月14日、前年12月の衆議院選挙で民主党候補の玉木雄一郎を応援したとして、自民党香川県連から除名処分を受けた[2]。
2017年(平成29年)8月、同年の2月に酒気帯び運転で現行犯逮捕された町上下水道課係長の公判に際し、その減刑のための嘆願署名に参加していた事が発覚した[10][11]。署名数は本人もさることながら副町長の植松および町教育長を含む町職員の4分の1にあたる120人分にのぼり、自らも署名したことに関しては「罪を憎んで人を憎まず」とコメントするが、当該事件を担当する検察側からは「強い違和感を覚える」とのコメントを返される[10]。同月の下旬に嘆願書の存在が報道されると町の内外から批判が殺到し1週間に300件近くの苦情と抗議が町に寄せられる事となり、のちに「個人としての心情によるもの」「職員は子どものようなもの」「子を思う親の気持ちが強すぎた」と釈明し[11]「住民の皆さまの信頼回復に全力を挙げて取り組んでまいります[10]」とした。なお当該の裁判は懲役8月・執行猶予2年の判決となり、同職員は地方公務員法の規定に従い判決の当日に解雇となった[11]。
2018年(平成30年)6月25日、任期満了に伴う町長選に出馬せず引退すると発表した[12]。
脚注
- ^ 三木町町長 筒井 敏行さん | 未来に繋がる香川へ | 株式会社 求人タイムス社
- ^ a b “自民党香川県連 三木町長を除名”. 瀬戸内海放送. (2015年3月17日) 2017年5月17日閲覧。
- ^ “筒井敏行・香川県三木町長”. 毎日新聞. (2015年11月10日) 2017年5月17日閲覧。
- ^ “三木町は高松市と合併を 21”. 四国タイムズ. (2010年10月5日) 2017年5月17日閲覧。
- ^ “三木・小豆島町の今後”. 四国タイムズ. (2010年11月5日) 2017年5月17日閲覧。
- ^ REAL POLITICS JAPAN : 選挙情報・分析 - 選挙データ : 兵庫県 三木市
- ^ 首長及び議員の任期満了日
- ^ 三木町長選挙(2014年9月28日投票)候補者一覧|政治・選挙プラットフォーム【政治山】
- ^ 三役プロフィール|三木町役場
- ^ a b c “やっと処分 香川・三木町長はなぜ飲酒運転職員をかばった”. 日刊ゲンダイDIGITAL. (2017年9月14日) 2017年9月24日閲覧。
- ^ a b c “「刑を軽く」飲酒運転の職員に町長らが嘆願書…町民から非難殺到、裁判の結末は”. 産経新聞WEST. (2017年9月20日) 2017年9月24日閲覧。
- ^ “三木町長選 筒井町長が3選不出馬表明 /香川”. 毎日新聞. (2018年6月26日) 2018年8月6日閲覧。
- ^ 『官報』号外第151号、2019年11月3日
外部リンク
公職 | ||
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先代 石原收 |
![]() 2010年 - 2018年 |
次代 伊藤良春 |
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