筆記体の弊害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 09:56 UTC 版)
筆記体は読み取りが難しくなりがちである。たとえばiとtはその点や横棒をあとで書き足すため、それがずれてしまって読めないのがよく見かけられる。 あくまでジョークではあるが、『デイヴ・バリーの笑えるコンピュータ』ではいかに筆記体が英語の読み取りを困難にしているかを述べワープロソフトの効用として筆記体を駆逐したことを挙げている。 例えば小文字の"g", "y", "z"は間違われやすい。この誤読に起因して、しかもその間違いが固定されてしまった例としてヴォイツェック (Woyzeck) がヴォツェック (Wozzeck) になった例(yがzに)などがある。
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