筆下し
読み方:ふでおろし
- 処女の「水揚」と云ふに均しく、若き男が初めて女に接するを云ふ。大槻如電翁の戯作せる淫書の標題に『筆おろし』といふあり。
- 筆下し。男子初めて女に接すること。女の「水揚げ」に当る。「鎌倉花いくさ」に「君も亦始めての筆下しなれど」とあり。
- 新しい筆を下して文字を書きそめるといふ意味から転じて、男子が始めて童貞を破ることをいふ。〔情事語〕
- 男子が始めて童貞を破ること。〔花柳界〕
- 新しい筆を下して文字を書きそめるといふ意味から転じて、男子が始めて童貞を破ることをいふ。
- 〔隠〕男子が初めて童貞を破ること。新しい筆を下して文字を書き始めるの意から。
- 男子が初めて童貞を破ることをいふ。
- 物事を初めてする意。それより男子が初めて童貞を破ることをいふ。
- 男子が初めて童貞を破ること。書家の筆の使ひ初めに擬したものであらう。
- 隠語。新しい筆を下して大字を書きそめるといふ意から転じて、男子が始めて童貞を破ることをいふ。
- 男子が童貞を破ること、新しい筆をおろして文字を書き始めるの意で陰茎の形を筆にたとえたもの。
- 物事を始めてすることの意でそれより男子が始めて童貞を破ることをいう。
隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。
- 筆下しのページへのリンク