第4曲 アリア『わが咎を消し去る御血潮』(Dein Blut, so meine Schuld durchstreicht)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/04 16:02 UTC 版)
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テノール・フルート・通奏低音、ト短調、6/8拍子 フルートが跳躍を含んだ沸き立つ伴奏を始める。人の罪を洗い流す救い主の血潮を知り、テノールが伴奏の旋律をトレースする。罪を贖う血の洗礼を受けて癒される前半部では、テノールの歌も穏やかに進行し、長調に転ずる場面も見られる。それを受けて間奏を過ぎると、信仰を貫く決意に満たされる。反復される(zum Streit)、3小節半に及ぶ(stehet)の同音保持、鋭く突き上げる(beherzt)などの歌詞と音モティーフの連動が、雄々しく死と戦う立つ決意を象徴する。
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