第4曲 アリア『来たれ、わが心の家に』(Komm in mein Herzenshaus)
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「われらが神は堅き砦」の記事における「第4曲 アリア『来たれ、わが心の家に』(Komm in mein Herzenshaus)」の解説
ソプラノ・通奏低音、ロ短調、12/8拍子 天上から降臨するイエスを象徴してか、前奏の通奏低音はオブリガート・チェロの音域から下降音型を下らせる。イエスを迎え入れようと熱望するソプラノの声は表現力豊かに祈る。「慕う」(verlangen)の歌詞には2度にわたり3小節にも及ぶ長大なメリスマが施されている。イエスを迎え入れ、代わりにサタンを払拭する願いを表明するや、サタンへの力強い糾弾に転じる。「去れ」(weg)の歌詞には厳しく鋭い突き上げる音型とリズムが当てられている。やがてダ・カーポで祈りに戻り、穏やかに曲を閉じる。
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