第18~24景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 14:31 UTC 版)
「スガナレル (戯曲)」の記事における「第18~24景」の解説
セリーは、レリーへの復讐として、ゴルジビュスの言いつけ通りに結婚することにした。そこへレリーが結婚前の最後の挨拶にやってきた。口論になるが、お互いに非があると勘違いしているので、当然話がかみ合わない。復讐を諦めきれず、武装をしたスガナレルやその妻がやってきて、話はますます混乱する。傍で聞いていてもさっぱり話が呑み込めないばあやは、仲裁に入り、話を整理していくことにした。ばあやの仲裁のおかげで、セリーが肖像画を落としたことがすべての発端で、それ以外は勘違いであったことがわかり、安心する一同。ところが、先ほど復讐のために結婚を承諾してしまったセリーは焦りを隠せない。ゴルジビュスに話を通そうとしたが、聞き入れてもらえそうもない。そこへヴィルブルキャンがやってきた。息子のヴァレールには、すでに財産も家柄もある内縁関係のある女性がおり、セリーと結婚させられなくなったという。もう結婚の話にはうんざりしていたゴルジビュスも、レリーの存在を話し、レリーとセリーの結婚を認めたのだった。幕切れ。
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