第16回先進国首脳会議とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 第16回先進国首脳会議の意味・解説 

第16回先進国首脳会議

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/31 23:55 UTC 版)

第16回先進国首脳会議
ヒューストン・サミット
サミットが開催されたライス大学ラヴェットホール
開催国 アメリカ合衆国
日程 7月9日-11日
会場 ライス大学ラヴェット・ホール
都市 ヒューストン
前回 第15回先進国首脳会議(グラン・アルシュ・サミット)
次回 第17回先進国首脳会議(ロンドン・サミット)

第16回先進国首脳会議(だい16かいせんしんこくしゅのうかいぎ)は1990年7月9日から11日までアメリカ合衆国テキサス州ヒューストンで開催された先進国首脳会議。通称:ヒューストン・サミット。ヒューストンのライス大学キャンパスやヒューストン博物館美術館地区(ヒューストン・ミュージアム・ディストリクト)が会場となった[1]

出席首脳

ヒューストン・サミット参加の各国首脳 左からジャック・ドロールジュリオ・アンドレオッチヘルムート・コールフランソワ・ミッテランジョージ・H・W・ブッシュマーガレット・サッチャーブライアン・マルルーニー海部俊樹(1990年7月9日ライス大学で撮影)
談笑する首脳

参加者

内閣総理大臣海部俊樹にとってのサミットデビューとなった

議題

7月9日

今サミットのホストであるブッシュ大統領は、最初の公式会議が予定されている前夜に非公式に首脳会談を開いた。その場で、ブッシュはロデオとバーベキューを主催した。これは各国首相との親睦を深める目的であった。

7月10日

公式の開会式は、ライス大学校内で開催された。首脳陣はエアコンが床に組み込まれたプラットフォームに立っていたものの、気温が非常に高く気休め程度でしかなかった。

各リーダーによる最初のスピーチの終わりに、グループは建物の「ファウンダーズルーム」での最初の作業セッションのために移動した。会談は約2時間続いた。

この日の夕食では、ホストであるブッシュが直々に選別した3人のプレミアシェフが食事を準備した。

7月11日

重要な国際問題についての会談に加えて、各国首脳はヒューストンの美術館でディナーを楽しんだ。

問題

経済サミットに出席する各リーダーは、一緒に働くグループが取り組む必要のある優先順位について、少し異なる見方をしていた。

サミットは、メンバー間の違いを解決するための場として意図された。実際問題として、サミットは、メンバーが困難な経済的決定に直面して互いに励まし合う機会としても活用された。 このサミットで議論された問題には以下が含まれる。

  • 国際経済状況
  • 国際通貨の開発と政策
  • 国際取引システム
  • 直接投資
  • 輸出クレジット
  • 中央および東ヨーロッパの改革
  • ソビエト連邦
  • 発展途上国
  • 第三世界の債務
  • 環境
  • 麻薬

首脳肖像

G7コアメンバー

脚注

  1. ^ (英語) MOFA:List of Summit Meetings”. 外務省(英語サイト) (2009年4月30日). 2014年1月3日閲覧。

参考文献

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第16回先進国首脳会議」の関連用語

第16回先進国首脳会議のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第16回先進国首脳会議のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの第16回先進国首脳会議 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS