第11回宝塚記念とは? わかりやすく解説

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第11回宝塚記念

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/27 10:00 UTC 版)

宝塚記念 > 第11回宝塚記念

1970年5月31日阪神競馬場で行われた第11回宝塚記念について詳細を記述する。

  • なお、馬齢については当時の表記方法(数え年)とする。

レース施行時の状況

同年の春の天皇賞リキエイカンがファン投票で1位に選出されたが、前年の有馬記念を勝った8歳馬で唯一の関東馬スピードシンボリが圧倒的1番人気に支持された。大レースで好走実績のあるホウウンとヒーローモアも出走し、ドリームレースに相応しい陣容となった。

出馬表

芝2200メートル 天候・晴 馬場状態・良
枠番 馬番 競走馬名 騎手 オッズ 調教師
1 1 タイプリンス 牡5 須貝彦三 4人(29.5) 橋田俊三
2 2 ホウウン 牡5 池江泰郎 3人(6.9) 大根田裕也
3 3 スピードシンボリ 牡8 野平祐二 1人(1.6) 野平省三
4 4 リキエイカン 牡5 高橋成忠 2人(6.5) 柏谷富衛
5 5 マサファイター 牡5 武邦彦 7人(67.4) 夏村辰男
6 6 ケイタカシ 牡6 四位満教 5人(43.5) 浅見国一
7 7 ヒーローモア 牡5 簗田善則 6人(57.0) 坪重兵衛

レース展開

レースはスピードシンボリが春の天皇賞馬リキエイカンを問題視せず、先行したホウウンを3馬身半差をつけてレコード勝ちした。

この競走の映像(関西テレビ放送の中継の映像を収録したもの)は、1995年10月20日にポニーキャニオンより発売された「中央競馬GIシリーズ 宝塚記念史」に収録されている。

レース結果

着順 枠番 馬番 競走馬名 着差
1 3 3 スピードシンボリ 2分13秒3
2 2 2 ホウウン 3.1/2
3 7 7 ヒーローモア 大差
4 6 6 ケイタカシ 1.1/4
5 4 4 リキエイカン 1.3/4
6 1 1 タイプリンス 5馬身
7 5 5 マサファイター ハナ
単勝式 3 130円
複勝式 3 110円
2 180円
連勝複式 3-2 150円

達成された記録

  • 史上3頭目のグランプリ2勝(スピードシンボリ以前にはリユウフオーレルシンザンが達成)、史上初の有馬→宝塚での秋春連覇達成(6歳以上での秋春連覇は2023年現在唯一)
  • 7歳馬(当時の8歳馬)による宝塚記念制覇は2022年現在まで最年長記録(後にタップダンスシチーも7歳で制覇)
  • 勝ちタイム2:13.3は第9回優勝馬ヒカルタカイの2:14.7を1秒4上回る当時のレースレコードで、レコードタイムの更新幅としては同レース史上最大となっている(2024年現在)

脚注




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