第11回ジャパンボウルとは? わかりやすく解説

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第11回ジャパンボウル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/03 03:10 UTC 版)

第11回ジャパンボウル
1 2 3 4
東軍 7 3 14 7 31
西軍 0 0 14 0 14
開催日 1986年1月12日
スタジアム 横浜スタジアム
開催地 横浜市
入場者数 30,000

第11回ジャパンボウル1986年1月12日横浜スタジアムで行われたカレッジフットボールのオールスター東西対抗戦。全米509大学の4年生から選抜された選手が出場し[1]AP通信UPI通信からオールアメリカン選ばれた選手のうち、11人が出場した[2]ボー・ジャクソンが3TDをあげるなど活躍した東軍が、31-14で勝利した[3]

試合開催前の話題

4年間で通算4,303ヤードを走った[2]ハイズマン賞を受賞したオーバーン大学のRBボー・ジャクソンなどの好RB4人を擁する東軍のラン攻撃と、ジャクソンとハイズマン賞を争い、全米一位のQBの呼び声を受けたアイオワ大学チャック・ロング英語版西軍のパス攻撃の対決に注目が集まった。また韓国出身でUCLAのキッカー、ジョン・リー英語版も注目された[4]

試合経過

第1Qの10分過ぎに東軍は、ジャック・トルドー英語版からパスを受けたボー・ジャクソンが左ライン際を走り、先制のTDレシーブをあげた。その後イリノイ大学のクリス・ホワイト(Chris White)の20ヤードのFGが成功、10-0でハーフタイムを迎えた[5]。第3Q中盤に西軍は、アイオワ大学のQBチャック・ロング英語版からチームメートのビル・ハッペル(Bill Happel)への7ヤードのTDパスで10-7と追い上げた[5]。その後東軍はボー・ジャクソンの1ヤードのTDで17-7とリードを広げたが、カリフォルニア大学ドワイト・ガーナー英語版がキックオフリターンで、東軍16ヤード地点まで70ヤードをリターン、さらにパスインターフェアランスの反則で2ヤード地点まで前進すると、2プレー後にネブラスカ大学トム・ラスマン英語版の1ヤードのTDランで17-14とした[5]。3点差に迫られた東軍は、ルイジアナ州立大学のQBジェフ・ウィッカーシャム英語版からイリノイ大学のオールアメリカンWRデビッド・ウィリアムズ英語版への58ヤードのTDパス、さらに第4Qの3分過ぎにボー・ジャクソンの57ヤードのTDランで追加点をあげ、31-14で勝利した[5]。ジャクソンは18回のランで171ヤードを走った[6]

ジョー・ロス賞(最優秀選手賞)には、ボー・ジャクソンが選ばれた[6]

その他の主な出場選手

西軍

脚注

  1. ^ [ニュース・スポット] 1月12日にジャパンボウル 読売新聞 1985年12月13日 朝刊17ページ
  2. ^ a b 読売新聞 1986年1月12日 朝刊16ページ
  3. ^ ハイズマン賞の貫禄 ジャクソン3TD ジャパンボウル 読売新聞 1986年1月13日 朝刊16ページ
  4. ^ ボー・ジャクソン会見で力強い抱負 朝日新聞 2013年1月8日 朝刊17ページ
  5. ^ a b c d Three Scores by Jackson Lead East Past West, 31-14”. ロサンゼルス・タイムズ (1986年1月12日). 2018年12月26日閲覧。
  6. ^ a b 快走の東軍が大勝 ジャクソン 57ヤード独走 ジャパンボウル 朝日新聞 1986年1月13日 朝刊19ページ
  7. ^ Ronnie Harmon Profile”. アイオワ大学. 2014年1月4日閲覧。



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