第1番 RV 549
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/12 08:49 UTC 版)
4つのヴァイオリンとチェロのための協奏曲 ニ長調。3楽章形式。 第1楽章 - 導入部の終わりの部分でチェロのソロが加わる。ソロ―トゥッティが頻繁に繰り返される楽章である。 第2楽章 - 平行調であるロ短調に転調する。スピッカート用法を用いる。 第3楽章 - ヴァイオリン・パートは8分の9拍子、伴奏パートは4分の3拍子という奇妙な楽章。楽章のほとんどが8分音符で形成されている。中間60小節〜63小節に小規模な転調があり、最終部90小節~98小節にかけても転調がある(どちらも短調への転調)。最後はユニゾンで華やかに終わる。
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