第1期女流プロ名人位戦 (将棋)とは? わかりやすく解説

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第1期女流プロ名人位戦 (将棋)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/17 06:45 UTC 版)

第1期 女流プロ名人位戦
開催期間
1974年10月31日 - 1974年11月26日
三番勝負 : 1974年11月18日 - 1974年11月26日

挑戦者決定戦 : 1974年10月31日 - 1974年11月11日
挑戦者
第1期
女流名人
蛸島彰子(初)
女流プロ名人位戦
第2期 >
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第1期女流プロ名人位戦(だい1きじょりゅうプロめいじんいせん)は、1974年度女流プロ名人位戦である。今期が棋戦創設第1期となる。

1974年10月31日、女流棋士として初の公式戦となる2局が行なわれた。

三番勝負

日程:1974年11月18日 - 1974年11月26日

日程 (1974年) 第1局 第2局 第3局 結果
11月18日 11月26日
(会場)

対局者
東京都 渋谷区
(
)

千駄ケ谷
東京都 渋谷区
(
)

千駄ケ谷
将棋会館 将棋会館
挑戦者

蛸島彰子 女流三段
- (2勝)
女流名人 獲得
挑戦者

寺下紀子 女流初段
- (0勝)
贈 女流二段
107手 118手 -

※ 第1局と第3局では手番の先後を振り駒で決定。
※ 第3局は実施されず。

  • 蛸島彰子 女流名人の就位式は1974年12月16日に実施。
  • 寺下紀子 女流初段は第1期終了後に女流二段が贈られた。
  • 対局料:8万円
  • 優勝賞金:15万円

挑戦者決定戦

日程:1974年10月31日 - 1974年11月11日

持ち時間:各2時間(チェスクロック方式)

  • 三番勝負進出者:
  1回戦 2回戦 挑戦者決定戦
関根紀代子 女流二段 -
関根
(bye) -
(10/31) 関根紀代子 女流二段 先 ●
(bye) -
山下
山下カズ子 女流初段 -
(1974年11月11日)=反則負け
村山幸子 女流初段
(10/31) 寺下
寺下紀子 女流初段
(11/05) 寺下紀子 女流初段
(bye) -
多田 挑戦者 / 三番勝負進出
多田佳子 女流二段 -
  • 対局料:一局 5000円(予選・挑戦者決定戦)
  • その他「化粧代」5000円、「支度金」10000円
  • 挑戦者決定戦(▲関根-△寺下戦)の反則は、女流公式棋戦における初の反則。
    「1九」に位置する▲先手・関根の「香車」が何かの拍子に駒台に移動し、これを「持ち駒」と誤り打ち駒「▲3五香」とした。


参考文献

  • 将棋百年 改定新版(山本武雄、時事通信社、1976)[1]
  • 近代将棋 1975年1月号[2]、同年2月号[3]

脚注

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