第一章 構造とその外部 あるいはEXCÈSの行方ーー構造主義の復習とポスト構造主義の予習のためのノート
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本章では、構造主義とポスト構造主義をひとつの一貫したパースペクティヴの中で論理的に再構成することが眼目とされている。初出は『現代思想』1981年12月、1982年1・3・5月号における連載。サンス(sense)という語が導入され、過剰なサンス、ズレ(EXCÈS)を孕んだ反自然的存在としての人間が語られる。ソシュールやレヴィ=ストロースを援用して「象徴秩序」(ordre symbolique)の構造とその外部の相互作用について語られるが、一方でデリダやドゥルーズを引きながらそのスタティックな構造に疑問を呈し、「構造主義の復習」でありながら「ポスト構造主義の予習」ともなっている。
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