競輪用ヘルメット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 16:54 UTC 版)
競輪用ヘルメットは、オートバイ用ヘルメット規格を元に競輪自転車用に特別設計されたポリスチレン充填の硬質外殻構造で小さな通気口が設けられている(発泡スチロールにプラスチックのシェルがかぶせられ多数の通気孔が開けられているロードレース用とは全くデザインが異なる)。ヘルメットの衝撃エネルギー吸収能力は、発泡ポリスチレンの厚みを増すことで高めることができるが、これにより厚くて重くなり、装着するには暑くなる。NJS規格適合品はアライヘルメットとDICで製造している。商品名は「競輪ヘルメット」。選手によっては、特別競輪などで優勝した際にヘルメットを脱いでスタンドに放り投げてファンにプレゼントすることもある。余談だが、1990年代までは、専門紙プロスポーツなどでのプロフィール用に掲載された顔写真や、当時の選手手帳に貼付するための顔写真は、選手全員がヘルメットを被った状態で写っていた。
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