稲生永とは? わかりやすく解説

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稲生永

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/17 04:49 UTC 版)

稲生 永(いのう ひさし、1932年9月2日[1] - )は、日本のフランス文学者、立教大学名誉教授。ジェラール・ド・ネルヴァルを専門としたが、古典音楽に趣味が深い[要出典]

大阪府吹田市生まれ[1]。1957年東京大学文学部仏文科卒業[1]。1962年から1964年までフランス政府給費留学生としてパリ大学に留学[1]。1965年東京大学大学院博士課程中退[1]。同年、同大学文学部助手[1]、1966年明治学院大学専任講師[1]、1969年同大学助教授[1]。1970年立教大学文学部助教授[1]、1975年同教授[1]。1998年同大学定年退職[1]、名誉教授[1]

著書

  • 『フランスの歴史と文学 写真集』大修館書店 1979.9
  • 『魔法の地理学 フランス文学紀行』白水社 1980.10
  • ベートーヴェン音楽散歩 ヴィーン、ボン、プラハ』音楽之友社 1994.11
  • シューベルト音楽散歩 さすらい人の足跡をもとめて』音楽之友社 1998.2

共編著

  • 『パリとフランス』安藤玲子、近藤等共著 実業之日本社 1969 (ブルーガイド海外版)
  • 『フランス・ビジネスガイド』増田一美共著 有斐閣 1985.6
  • 『事典現代のフランス』新倉俊一、朝比奈誼、石井晴一、弥永康夫、鈴木康司冨永明夫共編 新版 大修館書店 1993.8
  • 『スタンダード時事仏和大辞典』彌永康夫共編 大修館書店 2009.3

翻訳

  • 『オーレリア』ネルヴァル 世界の文学 中央公論社 1970
  • 『火の娘たち』入沢康夫共訳・ほか ネルヴァル全集 2 筑摩書房 1975
  • 『パンドラ』ほか ネルヴァル全集 3 筑摩書房 1976
  • 『パリのメスマー 大革命と動物磁気催眠術』ロバート・ダーントン 平凡社 1987.4

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i j k l 稲生永略歴・主な業績」『立教大学フランス文学』第29巻、立教大学、2000年3月、 41-44頁。



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