稲武バス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/29 06:14 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動稲武バス(いなぶバス)は、愛知県豊田市内を走っていたコミュニティバスである。2007年(平成19年)11月1日に、とよたおいでんバスと稲武地域バス(どんぐりバス)に再編された。本項では、路線再編後の稲武地域バス(どんぐりバス)についても記述する。
稲武地区の中心地にあるバス停「稲武」と稲武地区内外を結ぶコミュニティバスであり、56人乗りの中型バス3台で運行していた。豊栄交通稲武営業所に運行を委託している。
路線
稲武足助線
稲武と足助地区の足助病院前を結ぶ28.2Kmの路線。2007年(平成19年)11月1日、とよたおいでんバスに路線を移管。
根羽線
- 主な停留所:どんぐりの湯前、稲武、夏焼温泉口、上郷、月瀬、根羽
- 1日7往復中、4往復は『上郷』止まり。
押山線
稲武と押山を結ぶ8.4Kmの路線。
- 主な停留所:稲武、どんぐりの湯前、東尾、押山
名倉線
稲武と下山を結ぶ4.8Kmの路線。設楽町営バス(おでかけ北設)稲武線に路線を譲渡し、廃止。
- 主な停留所:どんぐりの湯前、稲武、大井平公園前、下山
大桑線
稲武と大桑を結ぶ路線。毎週金曜日に運行。
- 主な停留所:どんぐりの湯前、稲武、夏焼温泉口、大野瀬大橋、大桑
- 大野瀬大橋 - 大桑間はフリー乗降区間。
河上瀬線
稲武と河上瀬を結ぶ路線。毎週火曜日に運行。
- 主な停留所:どんぐりの湯前、稲武、夏焼温泉口、大野瀬大橋、河上瀬
- 大野瀬大橋 - 河上瀬間はフリー乗降区間。
川入線
稲武と上川入を結ぶ路線。毎週水曜日に運行。
- 主な停留所:稲武、どんぐりの湯前、東尾、押山、的場、上川入
- 的場 - 上川入間はフリー乗降区間。
運賃
- 運賃:一乗車200円(中学生以上)、100円(小学生)、無料(未就学児)。
- 定期券、回数券がある。
- manaca、TOICAなどのICカードは一切使えない。
年表
- 1999年(平成11年)
- 2001年(平成13年)4月1日 - 稲武町営バス名倉線(どんぐりの湯 - 稲武 - 下山)新設。
- 2005年(平成17年)4月1日 - 豊田市と稲武町の合併により、稲武町営バスが豊田市営となる。
- 2007年(平成19年)11月1日 - 路線再編。根羽線・押山線・名倉線の3路線を稲武地域バス(どんぐりバス)に、稲武線をとよたおいでんバスの一部に再編する。
- 廃止時期不明 - 名倉線を設楽町営バス(おでかけ北設)稲武線(どんぐりの湯 - 稲武 - 下山 - 田口)に路線譲渡し、廃止。
- 新設時期不明 - 大桑線・河上瀬線・川入線・野入線・横川中当線・クゾウザ線・富永線・小田木線を新設。
- 2011年(平成23年)4月1日 - 野入線・横川中当線・クゾウザ線・富永線・小田木線を廃止[1]。
利用状況
2005年度の実績
- 運行経費:24,871千円
- 運賃収入:12,645千円
- 市負担額:3,757千円
- 根羽村負担額:659千円
- 愛知県負担額:7,810千円
- 乗車人員:71,721人
- 1台辺りの乗車人数
- 稲武足助線:9.6人
- 根羽線:5.5人
- 押山線:2.7人
- 名倉線:0.2人
運行会社
- 豊栄交通(株)
関連項目
脚注
- ^ 平成23年4月1日(金)のダイヤ等改正について (PDF) みちナビとよた
外部リンク
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