神田陽司とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 神田陽司の意味・解説 

神田陽司

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/04 23:39 UTC 版)

神田 かんだ 陽司 ようじ
本名 吉田 よしだ 祐二 ゆうじ
生年月日 1962年8月25日
没年月日 (2016-02-18) 2016年2月18日(53歳没)
出身地 日本兵庫県尼崎市
師匠 2代目神田山陽
神田紅
活動期間 1990年 - 2016年
活動内容 講談師
編集者
所属 日本講談協会
主な作品
坂本龍馬シリーズ
備考
元日本講談協会理事

神田 陽司(かんだ ようじ、1962年8月25日 - 2016年2月18日)は、日本の講談師編集者。元日本講談協会理事[1]。本名、 吉田 よしだ 祐二 ゆうじ[1]。新作「坂本龍馬シリーズ」など、古典から新作まで手掛けた[2]

略歴

兵庫県尼崎市生まれ[3]兵庫県立尼崎高等学校早稲田大学第一文学部哲学科人文専修卒業[4]

情報誌『シティロード』の演劇担当、副編集長を経て、1990年、講談師2代目神田山陽に入門「陽司」[3]。初高座は1991年1月1日、場所は四谷倶楽部[5]

1995年、二ツ目昇進[6]

2001年、山陽没後神田紅門下へ[7]

2003年、真打に昇進[3]

2006年2月25日、お江戸広小路亭の独演会で「ホリエモン」をテーマに新作講談を上演。入場料を「公演当日のライブドア株価の二倍」と設定したが、ライブドア事件の影響で当日の同社の株価は下落。入場料は161円となり公演収支は大赤字となったが話題を呼んだ[8]

2009年11月7日、武蔵野芸能劇場で高畑勲監督作品『母をたずねて三千里』を講談化。高畑勲をゲストに招いて上演を行い、注目を浴びた[9]

2016年2月18日、肝硬変で死去、53歳没[1][10]

出演

声優

脚注

  1. ^ a b c “講談師の神田陽司氏が死去”. 産経ニュース. (2016年2月19日). https://www.sankei.com/article/20160219-VOO6YGLOIFPG5DEU66XZAXL3KE/ 
  2. ^ ラジオデイズ神田陽司
  3. ^ a b c 日本講談協会協会員プロフィール[リンク切れ]
  4. ^ a b c d 講談師・神田陽司のサイト プロフィール 神田陽司( かんだようじ・講談師)
  5. ^ 大友浩 編『東京かわら版 平成15年8月号 インタビュー 陽之助改メ神田鯉風先生 神田陽司先生』東京かわら版、2003年7月28日、2-5頁。 
  6. ^ 神田陽司さんインタビュー その1
  7. ^ 神田紅プロフィール
  8. ^ 稲田和浩 (平成19年3月28日). 2007年版 寄席演芸年鑑「演芸界、2006年の出来事」. 東京かわら版 平成19年4月号増刊. p. 54 
  9. ^ 高畑アニメが講談、浪曲に生まれ変わる 上演会に監督も登場
  10. ^ “訃報 神田陽司さん53歳=講談師”. 毎日新聞. (2016年2月18日). https://mainichi.jp/articles/20160219/k00/00m/060/134000c 

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「神田陽司」の関連用語

神田陽司のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



神田陽司のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの神田陽司 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS