神楽場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 15:01 UTC 版)
神楽殿などの常設の施設はなく、演舞に際しては仮設の舞台が設置される。舞台は2間四方の8畳間を基本とするが、その中の方1間(2畳敷分)の範囲で舞う点が特徴である。神楽場の中央上方には天井から「玉蓋(ぎょくがい)」と称す天蓋を吊し、その玉蓋には5色(青、黄、赤、白、紫)の紙垂を垂らすとともに、四方に大幣(おおぬさ)を張り出し、これらを「雲」と称す。また舞場の後方中央に幕を垂らしてそこから演者が出入りし、3方には楽人が座して囃子を担当する。
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