社会主義陣営の様子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 02:46 UTC 版)
社会主義陣営はユーゴスラビアの自立路線によりすでに一枚岩では無く、中ソ対立により東側諸国は親ソ連派と親中国派に分裂した。西側諸国においてもシャルル・ド・ゴールによるフランスの独自外交と、日本や欧州共同体などの発言力の増大があった。また各国における民族主義やイスラム原理主義の高揚などが米ソ両国を揺り動かした。冷戦後期に入ると表面上は両極主義を軍事面を中心に堅持するものの、実際には多極化の様相を見せて冷戦の崩壊に向けて進展することになった。
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