エルリッチマン鉱とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 自然 > 物質 > 鉱物 > 鉱物 > エルリッチマン鉱の意味・解説 

エルリッチマン鉱

(硫オスミウム鉱 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/29 03:07 UTC 版)

エルリッチマン鉱
分類 黄鉄鉱グループ
シュツルンツ分類 2/D.17-110
Dana Classification 2.12.1.16
化学式 OsS2
結晶系 立方晶系
単位格子 177.47 A3
モル質量 254.33gm
晶癖 黄鉄鉱結晶群、粒状
モース硬度 4.5-5.5
光沢 金属質
灰色
透明度 不透明
比重 8.28
密度 8.28 g/cm3 (実測), 9.59 g/cm3 (計算)
多色性 多色性
不純物 イリジウムロジウムルテニウム白金
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
テンプレートを表示

エルリッチマン鉱(Erlichmanite)は、天然に生じる鉱物で、硫化オスミウム(OsS2)からなる。灰色で金属光沢を持ち、モース硬度は約5、比重は約9である[1]貴金属漂砂鉱床で見られる[2]。広義の砂白金に包有されることが多く、肉眼的な産出はまれである。日本では熊本県で産出する。

アメリカ航空宇宙局エイムズ研究センター電子線マイクロアナライザ技術者であるジョセフ・エルリッチマンに因んで名づけられた[3]

エルリッチマン鉱のオスミウムルテニウムに置換するとラウラ鉱となる。

出典

  1. ^ Erlichmanite”. 2022年9月8日閲覧。
  2. ^ Erlichmanite Mineral Data”. 2022年9月8日閲覧。
  3. ^ http://www.handbookofmineralogy.org/pdfs/erlichmanite.pdf




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  エルリッチマン鉱のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エルリッチマン鉱」の関連用語

エルリッチマン鉱のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エルリッチマン鉱のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエルリッチマン鉱 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS