破却後の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/02 07:49 UTC 版)
廃城後は荒蕪地となり、その後城下の集落が北へ移動したこともあって長く放置されていた。 元の地形を留めているが、現在は私有地となり、畑、茶の木や栗などが植えられており、保存状況は良くない。 近年、山都町教育委員会の手により発掘調査が行われ、報告書が作成された。 道から見える北側の谷に、高い石垣の名残が見られるが、草が生い茂っている。また、道横に面した一部斜面は土砂が崩壊している。 緑川を挟んだ対岸、目丸や目丸山付近からは、台地全体と城のあった位置が良く見える。周囲は河川がえぐった深い谷=天然の要害に囲まれた位置にあり、中世城の立地特徴が分かりやすい。
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