石狩湾小低気圧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 05:59 UTC 版)
1月から2月にかけて冬型の気圧配置が緩んだ際、石狩湾に近い地域が局地的大雪に見舞われることがある。これは石狩湾に周囲よりわずか2ヘクトパスカルほど気圧の低い部分が発生し、小さな雲の渦を作ることによるもので、石狩湾小低気圧と呼ばれている。道北や道央の内陸部で強い放射冷却によって局地的に高気圧が発生し、相対的に低圧となった日本海側へ風が収束することで低気圧となる。突如として現れ短時間で消えてしまうため、正確な予測は難しい。時には1日に1m近い降雪をもたらし、石狩市や札幌市などの交通を麻痺させることもある。
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