石室内出土遺物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/14 05:33 UTC 版)
「二子塚古墳 (福山市)」の記事における「石室内出土遺物」の解説
石棺が破壊されていたように、石室内はかなり攪乱されており、原位置を保つ遺物は少なかったが、それでも相当量の遺物が検出されている。それらには、金銅双龍環頭柄頭、鉄刀、鉄矛、鉄鏃などの武器類、楕円形杏葉や鞍金具などの馬具類、鉄釘、刀子がある。金銅双龍環頭柄頭は向かい合った2頭の龍がそれぞれ玉をくわえているデザインで国内では他に例がないものである。また土器類には土師器、須恵器が出土しており、特に須恵器は石室内各所から相当量出土している。
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