石坐神社とは? わかりやすく解説

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石坐神社

読み方いわいじんじゃ

西の庄にある。天智天皇の頃の創建伝える。祭神天智天皇弘文天皇など6。「延喜式」に記される古社。かつて御霊殿山の山中大岩上に祠があったことが石坐の社名由来八大竜王社とも呼び水の神でもある。山麓の旧石神町経て鎌倉時代現在地移った本殿は県指定文化財

交通アクセス

浜大津から京阪バス湖岸経由石山駅西の庄下車徒歩3分

石坐神社


石坐神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/12 06:36 UTC 版)

石坐神社
所在地 滋賀県大津市西の庄15-16
位置 北緯35度00分01.4秒 東経135度53分17.1秒 / 北緯35.000389度 東経135.888083度 / 35.000389; 135.888083 (石坐神社)座標: 北緯35度00分01.4秒 東経135度53分17.1秒 / 北緯35.000389度 東経135.888083度 / 35.000389; 135.888083 (石坐神社)
主祭神 淡海石坐大神
社格 式内社(小)
村社
創建 不詳
本殿の様式 三間社流造
例祭 5月3日(五社祭)
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石坐神社(いわいじんじゃ)は、滋賀県大津市にある神社。式内社で、旧社格は村社。

祭神

総合御神名
  • 淡海石坐大神
東殿
  • 八大龍王宮
    • 海神豊玉比古神(神武天皇御祖父神)
    • 彦坐王(開化天皇第3皇子)
  • 正霊天王宮
西殿
  • 天上将来宮
    • 天神地祇
  • 淡海龍王宮
    • 淡海龍王神
  • 福 徳 社
    • 石坐七福神
  • 氏 神 社
    • 佐田彦神
奥宮
  • 御霊殿神社
    • 石坐大神
    • 八大龍王神

歴史

創祀年代は不詳。社伝によると、瀬田に設けられた近江国府の初代国造・治田連がその4代前の祖・彦坐王茶臼山に葬り、その背後の御霊殿山を、神体山として祀ったのが起源とされる[1]壬申の乱以降は表向きは八大竜王を祀っていたが、ひそかに天智天皇大友皇子・伊賀采女宅子を祀ってきた[2]

文化財

重要文化財
  • 木造天命開別命坐像(あめみことひらかすわけのみこと) - 平安時代
  • 木造伊賀采女宅子媛坐像(いがのうねめやかこひめ) - 平安時代
  • 木造弘文天皇坐像 - 平安時代
  • 木造彦坐王坐像(ひこいますのみこ) - 鎌倉時代
滋賀県指定文化財

交通

  • 京阪石山坂本線「」から徒歩5分
  • 東海道本線(JR琵琶湖線)「膳所」から徒歩9分
  • 京阪バス・近江鉄道(バス)「西ノ庄(大津プリンスホテル前)」から徒歩3分

脚注

  1. ^ 神社紹介”. 滋賀県神社庁. 2019年7月21日閲覧。
  2. ^ 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1979, p. 765.
  3. ^ a b 大津市歴史博物館 2004, p. 26.

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 25滋賀県』角川書店、1979年5月4日。 
  • 大津市歴史博物館『大津 歴史と文化 身近な歴史再発見!』大津市、2004年10月1日。 

外部リンク



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