真空管からトランジスタへ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 17:00 UTC 版)
「電子オルガン」の記事における「真空管からトランジスタへ」の解説
不安定で扱いづらい真空管は、第二次世界大戦時に進められた技術によって随分と安定性を持っていたものの、それでも充分な安定性とは言えなかった。 1948年6月30日にAT&Tベル研究所のウォルター・ブラッテン、ジョン・バーディーン、ウィリアム・ショックレーらのグループによりトランジスタの発明が報告され、真空管に代わって電子機器に導入されることとなった。これによって、不安定であった回路をずっと安定したものに仕上げることが可能になり、またずっと小型に仕上げることが可能になった。1958年頃から電子オルガン各社もその採用を進め、徐々に電子オルガンは高機能化し、低価格となった。
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