県氏益とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 県氏益の意味・解説 

県氏益

(県主前利氏益 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/07 05:33 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

県 氏益(あがた の うじます、生没年不詳)は、平安時代初期の貴族氏姓は県主前利連のち県連。官位従五位下右京亮

出自

県主前利氏(県主前利連)は、神武天皇の第三皇子である神八井耳命の後裔と伝わる皇別氏族[1]。県主・県は尾張国丹羽郡丹羽郷(現在の愛知県一宮市丹羽)の地にあたり、前利は同郡前刀郷(現在の愛知県丹羽郡扶桑町斎藤)の地名に由来する[2]

経歴

仁明朝承和8年(841年)県主前利連から県連に改姓する(この時の官位は正六位上勘解由主典)。承和13年(846年従五位下・勘解由使次官に叙任されるが、承和15年(848年播磨権介として地方官に転じる。

文徳朝初頭の仁寿元年(851年内位の従五位下に叙せられ、翌仁寿2年(852年)勘解由次官として京官に復した。天安元年(857年左京亮次いで右京亮に任ぜられている。

官歴

六国史』による。

脚注

  1. ^ 『阿蘇家略系譜』
  2. ^ 佐伯[1994: 5]

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  県氏益のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「県氏益」の関連用語

県氏益のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



県氏益のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの県氏益 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS