相葉左右十郎家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/11 21:43 UTC 版)
江戸時代から続く古い能楽師の家で、代々の「左右十郎」の書を虫干ししているシーンも描かれている。「創風会」という一門会を組織して活動。前述のように観世流らしき描写があり、また内弟子を取っていることから、観世流の職分家の一つと思われる。 次の代は尋人の息子の匠人であるが、その次は憲人になるのか海人になるのかははっきりしていない。2巻68ページの尋人の台詞では、48年後の「翁付き養老」は憲人がシテを演じるのではないかと言われているので、憲人が名跡を継ぐ可能性もある。一方、5巻26ページでは海人が「(自分が能を辞めたら)けんとにいちゃんが左右十郎を継ぐの?」と発言しているので、匠人から海人に継承される可能性もある。
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