直線傾斜路説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 03:19 UTC 版)
直線傾斜路説の代表的な提唱者はジャン=フィリップ・ロエールである。ロエールは最初期は4面に傾斜路が作られ、積みあがるにつれて南の傾斜路のみが残されて増築されていったとしている。また、傾斜路は勾配が急になりすぎないようにピラミッド本体も傾斜路の一部に組み込まれたとする。この説は、傾斜路の建造にピラミッドの体積に対して2/3程度にも及ぶ建材が必要となる点で疑問視する研究者もいる。そのほかにディータ・アルノルトは、ピラミッドの中に傾斜路が組み込んで傾斜路を延長させる内部直線傾斜路説を提唱している。
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