監獄での脚気激減
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 01:32 UTC 版)
明治17年(1884年)に大量の脚気患者が出たとき、堀内利国の部下の重地正己・三等軍医が自分の経験として「自分は脚気にかかったが、麦飯を試したら脚気にかからなくなった」という話をした。利国は漢方医のデタラメだと取り合わなかったが、重地はさらに「近頃監獄では米飯を麦飯に変えたら脚気がめっきり減った」という証拠があると言った。堀内利国は「それなら詳しい資料を取り寄せるように」と質問条項を9つにまとめて、重地に持たせて神戸監獄へ行かせた。
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