發露

デジタル大辞泉

はつ‐ろ【発露】

読み方：はつろ

［名］(スル)心の中にあるものや隠していたことがおもてに現れ出ること。また、現し出すこと。「真情を—する」

「悪事忽ち—し遂に獄に繋がる」〈織田訳・花柳春話〉

ほつ‐ろ【発露】

読み方：ほつろ

犯した罪を隠さず告白すること。

「五体を地に投げ、—啼泣(ていきふ)し給ひしかば」〈平家・一〇〉

世界宗教用語大事典

ほつろ 【発露】

仏教用語。ホッロとも。犯した罪を隠さずに仏前に告白すること。発露懺悔・発露白仏などとも（白は申し上げるの意）。→ 懺悔

妊娠・子育て用語辞典

発露 (はつろ)

分娩時、赤ちゃんの頭が腟から見えたままになった状態（ひっこまない）をいいます。もうすぐお誕生です。

Weblio日本語例文用例辞書

「 発露」の例文・使い方・用例・文例

• 彼の行動はまさしく国を思う心の発露であった.
• 勇気の発露
• 感情の発露